女性の抜け毛が増える原因とは?

シャンプーのあとの排水口や、朝の枕元に落ちている髪を見て「最近、抜け毛が増えたかも」と不安になることはありませんか。女性の場合、身近な人にも相談しにくく、ひとりで悩んでしまう方も少なくありません。
CAREERでは、まず抜け毛の仕組みと、考えられる原因を知っていただくことが大切だと考えています。この記事では、女性の抜け毛が増える主な原因と、ご自宅でできること、医療機関に相談したほうがよい目安をまとめました。
こんなお悩みはありませんか?
- シャンプーやブラッシングのときの抜け毛が増えた気がする
- 髪全体のボリュームが減ってきたように感じる
- 頭頂部や分け目が以前より目立つようになった
- 原因が分からず、何から始めればよいか迷っている
そもそも髪は毎日抜けるもの
髪には「毛周期」と呼ばれる生え替わりのサイクルがあります。髪が伸びる成長期は2〜6年、成長が止まる退行期は約3週間、抜け落ちるのを待つ休止期は約2〜3か月とされています。
このサイクルの中で古い髪が抜け、新しい髪に入れ替わっていくため、健康な状態でも1日に50〜100本程度の髪が抜けるといわれています。ですから、毎日抜け毛があること自体は心配しすぎなくて大丈夫です。気にしていただきたいのは「以前と比べて明らかに増えた」「特定の場所が薄くなってきた」といった変化です。
女性の抜け毛が増える主な原因
女性の抜け毛の原因はひとつではなく、いくつかが重なっていることもあります。医学的には、次のような原因が知られています。
- 女性型脱毛症:頭頂部の比較的広い範囲が薄くなるタイプで、更年期に多いとされています。前髪の生え際は通常あまり変化しません。
- 一時的な抜け毛(休止期脱毛):高熱、手術、大きな病気、急激な体重減少、妊娠・出産、強い精神的ストレスなどの数か月後に抜け毛が増えることがあります。
- 栄養の偏り:鉄や亜鉛の不足、ビタミンAのとりすぎなどが抜け毛に関係することがあります。
- ホルモンの異常や薬の影響:甲状腺の病気や、服用している薬が関係している場合もあります。
- 髪の結び方:きつく引っ張る結び方を続けると、引っ張られる部分の髪が抜けやすくなること(牽引性脱毛)があります。
- 円形脱毛症:免疫の働きが関係する病気で、医療機関での診察が必要です。
一時的な抜け毛と、相談したほうがよい抜け毛
出産や体調の変化、強いストレスのあとに起こる休止期脱毛は、きっかけから数か月遅れて抜け毛が増えるのが特徴です。多くは一時的で、時間とともに自然に落ち着いていくとされています。
一方で、女性型脱毛症は少しずつ進むことが多く、円形脱毛症や甲状腺の病気などは医療機関での検査や治療が必要です。頭皮のフケや赤み、かゆみが続く場合は、脂漏性皮膚炎などの皮膚の病気が隠れていることもあります。原因によって向き合い方が変わるため、気になる変化があるときは自己判断せず、皮膚科で相談することをおすすめします。
自宅でできる頭皮と髪のケア
- シャンプーは指の腹でやさしく洗い、すすぎ残しがないようにして頭皮を清潔に保ちましょう。
- 髪をきつく引っ張る結び方を毎日続けるのは避け、結ぶ位置や強さをときどき変えてみましょう。
- 主食・主菜・副菜をそろえたバランスのよい食事を心がけましょう。極端なダイエットは控えめに。
- サプリメントでビタミンAなどをとりすぎないよう、表示された量を守りましょう。
- 抜け毛の量や気になる場所を、ときどきメモや写真で記録しておくと、相談するときに役立ちます。
よくある質問
1日に何本くらい抜けたら心配したほうがよいですか?
健康な状態でも1日に50〜100本程度は抜けるといわれています。本数を正確に数えるのは難しいため、「以前より明らかに増えた」「特定の場所が薄くなってきた」といった変化を目安にしてください。気になるときは皮膚科で相談しましょう。
抜け毛が増えたのはシャンプーのせいでしょうか?
抜け毛の原因は、毛周期の変化、女性型脱毛症、体調や栄養、ホルモン、髪の結び方など多くのものが考えられ、シャンプーだけが原因とは限りません。頭皮にかゆみや赤みが出る場合は使用を控え、医療機関に相談してください。
サロンで抜け毛の原因を調べてもらえますか?
CAREERではマイクロスコープで頭皮や髪の状態を一緒に確認することができますが、これは医療上の診断ではありません。原因を調べたり治療を受けたりする場合は、皮膚科などの医療機関にご相談ください。
薬に頼らない頭皮ケアをお探しの方へ
CAREERでは、マイクロスコープによる頭皮チェックと、EMS・LED・微弱電流などを組み合わせたノアグロウスカルプをご案内しています。薬を使用しない美容ケアを希望される方も、まずは現在の頭皮環境を知ることから始めてみませんか。
※サロンの頭皮ケアは美容を目的としたもので、医療行為や発毛治療ではありません。
参考文献
- 日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」
- 日本皮膚科学会「円形脱毛症診療ガイドライン2024」
- MSDマニュアル家庭版「脱毛症(脱毛)」
- MSDマニュアル家庭版「脂漏性皮膚炎」
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掲載内容は一般的な情報で、効果・実感には個人差があります。急な抜け毛や、赤み・かゆみ・痛みが続く場合は、皮膚科などの医療機関にご相談ください。
