毛細血管と髪の成長の関係

「頭皮の血流が大事」という話を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。でも、血管と髪が具体的にどうつながっているのかは、あまり知られていません。
この記事では、髪がつくられる場所と毛細血管の関係を、CAREERでお客様にご説明している内容をもとに、できるだけやさしくお伝えします。むずかしい話は少なめに、「仕組みを知る」ことを目的にお読みください。
こんなお悩みはありませんか?
- 「頭皮の血流」とよく聞くけれど、髪とどう関係するのか分からない
- 頭皮の色が以前と違う気がして気になる
- 髪をつくるための栄養がどこから届くのか知りたい
- 頭皮の状態を、自分の目で確かめてみたい
髪は毛包の奥の「毛乳頭」と「毛母細胞」でつくられます
髪は、頭皮の中にある「毛包(もうほう)」という袋の奥でつくられます。毛包のいちばん底には「毛乳頭(もうにゅうとう)」があり、そのまわりの「毛母細胞(もうぼさいぼう)」が数を増やすことで、髪が押し上げられて伸びていきます。
日本皮膚科学会のガイドラインでも、毛乳頭の細胞が毛母細胞の増え方に関わっていることが、男性型脱毛症の仕組みとして説明されています。
毛乳頭のまわりの毛細血管が、栄養や酸素を運んでいます
私たちの体の細胞は、血液が運んでくる栄養や酸素を受け取って働いています。髪をつくる毛母細胞も同じです。
毛乳頭のまわりには、とても細い血管である「毛細血管(もうさいけっかん)」が通っていて、髪づくりに必要な栄養や酸素を届ける通り道になっていると考えられています。髪は体の中から届けられたものを材料にしてつくられている、ということです。
そのため、髪のことを考えるときには、頭皮の外側のお手入れだけでなく、毎日の食事など体全体のコンディションにも目を向けることが大切です。

栄養は「バランスのよい食事」から
MSDマニュアル家庭版では、抜け毛の原因の一つとして、鉄や亜鉛の不足、ビタミンAのとりすぎといった栄養の問題が挙げられています。足りないことだけでなく、とりすぎも体にとって負担になることがあるのです。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」は、健康を保つための栄養のとり方の目安を示したものです。特定の食品やサプリメントだけで髪が増えるわけではありません。主食・主菜・副菜をそろえた、かたよりの少ない食事を続けることが基本になります。
マイクロスコープで見えるのは「頭皮表面の様子」です
毛乳頭のまわりの毛細血管は頭皮の中にあるため、目で直接見ることはできません。CAREERでは、マイクロスコープ(拡大カメラ)を使って頭皮を拡大し、頭皮表面の色や状態を一緒に観察しています。
頭皮の色は、人によっても、その日の体調や環境によっても違いがあります。マイクロスコープでの観察は、医療上の診断ではありません。見え方が気になる場合や、赤み・かゆみなどの症状がある場合は、皮膚科などの医療機関にご相談ください。
髪づくりの土台のために、自宅でできること
- 主食・主菜・副菜をそろえた、かたよりの少ない食事を心がける
- サプリメントなどで特定の栄養素をとりすぎないよう注意する(ビタミンAのとりすぎは抜け毛の原因の一つとされています)
- シャンプーは指の腹でやさしく洗い、爪を立てて頭皮を傷つけないようにする
- 髪をきつく引っぱる結び方を毎日続けないようにする
- 頭皮の色や抜け毛の量など、気になる変化に早めに気づけるよう、ときどき鏡で確認する
よくある質問
頭皮の毛細血管は自分で見ることができますか?
毛乳頭のまわりの毛細血管は頭皮の中にあるため、目で直接見ることはできません。マイクロスコープを使うと、頭皮表面の色や状態を拡大して観察できますが、これは医療上の診断ではありません。
髪のためにサプリメントは必要ですか?
特定の栄養素だけで髪が増えるわけではなく、とりすぎが負担になる栄養素もあります。まずは毎日の食事のバランスを整えることが基本です。持病がある方や栄養状態が心配な方は、医師や管理栄養士にご相談ください。
頭皮の色が気になるときはどうすればよいですか?
頭皮の色は個人差が大きく、体調や環境でも変わることがあります。赤み・かゆみ・痛みなどをともなう場合は、皮膚科など医療機関への相談をおすすめします。
薬に頼らない頭皮ケアをお探しの方へ
CAREERでは、マイクロスコープによる頭皮チェックと、EMS・LED・微弱電流などを組み合わせたノアグロウスカルプをご案内しています。薬を使用しない美容ケアを希望される方も、まずは現在の頭皮環境を知ることから始めてみませんか。
※サロンの頭皮ケアは美容を目的としたもので、医療行為や発毛治療ではありません。
参考文献
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掲載内容は一般的な情報で、効果・実感には個人差があります。急な抜け毛や、赤み・かゆみ・痛みが続く場合は、皮膚科などの医療機関にご相談ください。
