育毛剤と頭皮美容液の違い

ドラッグストアや通販には、頭皮につける製品がたくさん並んでいます。「発毛剤」「育毛剤」「スカルプエッセンス」など名前もさまざまで、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
これらの製品は、見た目が似ていても、法律上の区分と使う目的が違います。この記事では、それぞれの違いと、選ぶときに気をつけたいポイントをご紹介します。
こんなお悩みはありませんか?
- 発毛剤・育毛剤・頭皮美容液の違いが分からない
- パッケージのどこを見ればよいか知りたい
- 自分にはどれが合うのか迷っている
医薬品・医薬部外品・化粧品は目的が違います
頭皮につける製品は、大きく3つの区分に分けられます。区分によって、使う目的や表示できる内容が違います。製品のパッケージには区分が書かれているので、まず確認してみましょう。
- 医薬品(発毛剤):発毛を目的とした成分を含む薬。ミノキシジル配合の外用薬など
- 医薬部外品(育毛剤):髪と頭皮のお手入れを目的とした製品で、医薬品とは区分が異なる
- 化粧品(頭皮美容液・頭皮用ローションなど):頭皮にうるおいを与え、すこやかに保つためのもの
ガイドラインでの外用薬・成分の評価
日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、ミノキシジルの外用が男性(5%)・女性(1%)ともに推奨度Aとされています。ミノキシジル外用は、医療で使われる代表的な発毛を目的とした薬です。
同じガイドラインでは、アデノシンの外用が男性で推奨度B・女性でC1、カルプロニウム塩化物・t-フラバノン・サイトプリン/ペンタデカン・ケトコナゾールの外用が推奨度C1とされています。C1は「行ってもよいが、十分な根拠がない」という評価です。
医薬品を使いたいときは、ご自身の体の状態や使っている薬との関係もあるため、医師や薬剤師に相談してから選んでください。
頭皮美容液はどんな人に向いている?
化粧品の頭皮美容液は、乾燥しやすい頭皮にうるおいを与えたり、頭皮をすこやかに保ったりするためのものです。薬を使わない美容ケアを希望する方が、毎日のお手入れに取り入れる選択肢のひとつです。
ただし、頭皮美容液は医薬品と同じ効果をもつものではありません。発毛を目的とする場合は、医療機関での相談をおすすめします。また、肌に合わない場合もあるため、使い始めは様子を見ながら使いましょう。使用感や頭皮の状態には個人差があります。
CAREERでは、頭皮の状態を確認したうえで、乾燥しやすい方には保湿を、ベタつきが気になる方には洗い方の見直しを、というように、まず毎日のお手入れの基本からご提案しています。製品は「何を目的に使うのか」を決めてから選ぶと、迷いにくくなります。
頭皮につける製品を選ぶときのポイント
- パッケージで「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」のどれにあたるかを確認する
- 医薬品は、医師や薬剤師に相談し、用法・用量を守って使う
- 妊娠中・授乳中・妊娠の可能性がある方は、使う前に医師に相談する
- 初めて使う製品は少量から試し、赤みやかゆみが出たら使用を中止する
- 製品は洗って乾かした清潔な頭皮になじませる
- 「髪が増える」と結果を言い切る広告をうのみにしない
よくある質問
育毛剤と発毛剤は同じものですか?
同じではありません。一般に発毛剤は医薬品、育毛剤は医薬部外品の製品を指すことが多く、法律上の区分と目的が違います。どちらを使うか迷ったときは、医師や薬剤師に相談しましょう。
頭皮美容液と育毛剤は一緒に使えますか?
製品によって使い方が異なるため、それぞれの説明書を確認してください。医薬品を使っている場合は、ほかの製品と併用してよいか医師や薬剤師に確認すると安心です。頭皮に赤みやかゆみが出た場合は、使用を中止しましょう。
薬に頼らない頭皮ケアをお探しの方へ
CAREERでは、マイクロスコープによる頭皮チェックと、EMS・LED・微弱電流などを組み合わせたノアグロウスカルプをご案内しています。薬を使用しない美容ケアを希望される方も、まずは現在の頭皮環境を知ることから始めてみませんか。
※サロンの頭皮ケアは美容を目的としたもので、医療行為や発毛治療ではありません。
参考文献
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掲載内容は一般的な情報で、効果・実感には個人差があります。急な抜け毛や、赤み・かゆみ・痛みが続く場合は、皮膚科などの医療機関にご相談ください。
