育毛と発毛はどう違う?

広告や商品パッケージで「育毛」「発毛」という言葉を見かけて、「どちらを選べばいいの?」と迷われたことはありませんか。漢字がひとつ違うだけなので、同じような意味だと思っている方も少なくありません。
実はこの2つは目的が違い、どこで・どのような方法でケアするのかにも関わってきます。この記事では、言葉の違いと、医療と美容の役割の違いを公平な立場でご説明します。
こんなお悩みはありませんか?
- 育毛と発毛の違いがよく分からない
- 自分には医療とサロンケアのどちらが合うのか迷っている
- 商品の表示のどこを見ればよいのか知りたい
「発毛」と「育毛」の意味
「発毛」は、髪が新たに生えること、またはそれを目的とした取り組みを指す言葉です。男性型・女性型脱毛症などに対して発毛を目的に行う治療は、医療機関で医師の判断のもとに行うものです。
「育毛」は、今ある髪がすこやかに育つように頭皮の環境を整えることを指して使われることが多い言葉です。洗い方や保湿などのホームケアやサロンでの頭皮ケアは、髪が育つ土台である頭皮の環境を整えることを目的とした美容ケアです。
CAREERのようなサロンで行うケアは、発毛を目的としたものではありません。サロンのケアやホームケアは「頭皮環境を整える」「髪と頭皮のコンディションを整える」ためのものです。
医療で行われる治療とガイドラインの評価
日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、治療の方法ごとに推奨度が示されています。たとえば、ミノキシジルの外用は男性(5%)・女性(1%)ともに推奨度A、フィナステリドとデュタステリドの内服は男性で推奨度Aです。
一方で、フィナステリドとデュタステリドの内服は女性では推奨度D(行うべきではない)とされています。特にフィナステリドは、妊娠の可能性がある女性は避けるべき薬とされています。どの治療が合うかは医師が判断するものなので、ご自身で判断せず医療機関に相談してください。
医療と美容、それぞれの役割
男性型脱毛症は思春期以降に始まり、少しずつ進行するのが特徴です。男性ホルモンが変化してできるDHTという物質が関わり、髪の成長期が短くなることで、髪が細く短くなっていきます。こうした進行に対して働きかけるのは医療の役割です。
美容のケアは、頭皮を清潔に保ち、うるおいを与え、すこやかな状態をめざすためのものです。医療と同じ効果をもつものではありませんが、「薬は使いたくない」「まずは頭皮の状態を知りたい」という方にとってのひとつの選択肢になります。
医療とサロンケアはどちらかを否定し合うものではありません。治療を受けながら頭皮のお手入れを続けたい方は、主治医に相談したうえで取り入れてください。
- 医療(皮膚科など):診断と、発毛を目的とした治療を行う
- サロン・ホームケア:頭皮環境を整え、髪と頭皮をすこやかに保つ美容ケアを行う
言葉に迷ったときのチェックポイント
- 商品の表示で「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」のどれにあたるかを確認する
- 医薬品を使いたいときは、医師や薬剤師に相談してから選ぶ
- 妊娠中・妊娠の可能性がある方は、薬を自己判断で使わない
- 「髪が増える」と結果を言い切る広告は、うのみにしない
- 毎日の洗い方や保湿など、頭皮環境を整えるケアを続ける
よくある質問
サロンの頭皮ケアで発毛は期待できますか?
サロンの頭皮ケアは美容を目的としたもので、発毛を目的とした治療ではありません。発毛を目的とした治療は医療機関で行うものです。CAREERの頭皮ケアは、頭皮環境を整え、髪と頭皮のコンディションを整えることをめざしています。
育毛と発毛、どちらから考えればいいですか?
薄毛が進んでいると感じる場合や治療を検討したい場合は、まず皮膚科などで相談するのがおすすめです。薬を使わない美容ケアを希望する場合は、頭皮環境を整える美容ケアがひとつの選択肢になります。どちらが合うかは状態によって異なり、個人差があります。
薬に頼らない頭皮ケアをお探しの方へ
CAREERでは、マイクロスコープによる頭皮チェックと、EMS・LED・微弱電流などを組み合わせたノアグロウスカルプをご案内しています。薬を使用しない美容ケアを希望される方も、まずは現在の頭皮環境を知ることから始めてみませんか。
※サロンの頭皮ケアは美容を目的としたもので、医療行為や発毛治療ではありません。
参考文献
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掲載内容は一般的な情報で、効果・実感には個人差があります。急な抜け毛や、赤み・かゆみ・痛みが続く場合は、皮膚科などの医療機関にご相談ください。
